June 23, 2005

来季のインディ、GP開催なし

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来季のインディ、GP開催なし
 
99%ムリであろうと思われていた来季のアメリカGP。インディアナポリス・サーキット社長は、遂に「来季の契約は無効」との見解を表明しました。
 
インディといえば、琢磨ファンにとっては忘れられないサーキット。日本人として14年ぶりのポディウムをゲットしたのは、1年前のこの時期でした。琢磨が3位でチェッカーを受けた瞬間、「起きててよかった日本の皆さん!」と叫んだ三宅アナ(の印象なんですが、違いましたっけ?)の声、今でも耳に焼き付いてます。
 
サーキットCEOは、その発言の中で「またレースを見たいというファンがいることも事実」とも語っています。これ、実はこんなエピソードがあったのです。
 
・・・あの“茶番”GPの翌日、インディでのGP存続を訴えにファンがサーキットを訪れたそう。すごいですね。あんなことがあったのに。ペットボトルやカンやビンが辺り構わずまき散らされ、廃墟(ある意味ほんとうに“廃墟”)と化したサーキットに、嘆願しに行ってくれたのですね。
 
ファンの熱意は尊いなあ。そして、そのファンを裏切ったんだということに、まだ気づいてない人もいるようですね・・・。
 
 
■追記
 
サーキット社長、その後「開催しないと決定したわけではない」なんて“前言撤回”発言もしているようですね。怒りが(とりあえずいったん)鎮まって、ようやく膨大な規模の“関係者”について思いを馳せたもよう。いずれにせよ、危機的状況にあることは確か。まあ、もう少し見守りましょう。


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