秒読み

もうすぐ噂の９月１６日がやってくるわけですが、さすがにどちらのブログにお邪魔しても、楽観的なコメントは少なくなってきました･･･。もちろん、言葉とは裏腹に望みは捨てていないかたも多くおられると思いますが（ですよね？）。

さて。１３日（火）は週刊エフの日。またしても気になる記事がありましたよ。もちろん、琢磨の去就についてです。

一説によると、琢磨は来季ＢＡＲのテストドライバーとしてチームに残り、そして２００７年、ホンダ・エンジンと共にミッドランドに行くのではないかというこどです。信憑性ありそうですよね？　なんとなく･･･。

一方、バトンに関してはさらにワケのわからない話になってます。なんと、ウィリアムズとの間で、バトンとケロをトレードしようという話が持ち上がっているとか、いないとか。もともとウィリアムズは資金的に余裕のないチーム。あのフランク・ウィリアムズを持ってしても、お金の誘惑にはかなわない･･･というか、背に腹は替えられないのではないかということです。

だいたい、９月１５日が期限となっているニックのオプション行使についても、「オプションを行使してからＢＭＷに売る」なんて説が有力視されている昨今。もう、何がなんだかわかりません。

･･･まぁ、もう数週間待てば自然と結論の出る話なんでしょうが･･･。それでもフォローせずにはおれないのがＦ１ブロガーのサガ。来季富士でもＦ１を開催するなんて話が出ているのなら、日本人ドライバーは必須ですよね？（ね？）　左近選手も頑張ってくれてますが、ここはやっぱり･･･「２００４年のような琢磨」を見たいと思うのは、･･･人情ですかね〜。

でもね。仕事柄、私はこんなことを考えてしまいます。琢磨の絶不調を見ていて････「致命的な失敗をして追いつめられた人間とそれを取り巻く状況、そして人」について･･･。

天寿を全うすることができるなら、誰だって死ぬまでに１度は見舞われるのではないかと思われる、「こんなはずじゃなかった」の連続。そんな絶不調にもし自分が見舞われたら･･･。今まで応援してくれていた人に見放され、自分の失敗と恥が全世界に晒される･･･。そんなとき、自分は耐えていけるのか。どうやって耐え抜き、蘇るのか･･･。そんなことを、今の琢磨を見ながらひとりで考えています。

ほんとうのどん底に陥ったとき、変わらず力になってくれるのは････最後は家族だけなのかなぁ。今の琢磨には、まだまだたくさんのファンがついているとは思いますが。

ここを乗り切れるなら未来はまだまだあるし、乗り切れなかったら、別の方法で人生を建て直すのが懸命でしょうね。そして家族やホンモノのファンは、琢磨のどんな決断・チャレンジも、ワクワクしながら見守ってくれるはず。

挫折経験のない人ってほとんどいないし、もしいたとしたら、すっごく脆いですものね。たとえ挫折しても、一所懸命トライした経験があれば、それは自分を助けてくれると思うけどな〜。