July 15, 2005

「無罪」の詳細と波紋

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  今日の琢磨 ・・・・琢磨の今日を勝手に占います
             7月15日の琢磨:大きく進歩する日
 
 
「無罪」の詳細と波紋
 
モナコで開かれてたFIAのヒアリングで、USGPにおけるMI勢への有罪判決を覆したFIA時間が経つに連れ、詳細がわかってきました。
 
まず、MI勢チームがFIAに提出した「新しい証拠」。これ、MIとチームとの間に取り交わされた契約書であったそう。これにより、「ミシュランの意向に反してレースに参加することは不可能だったこと」を立証したというから、ほんっとに根回しがすべてなんだなと思わせてくれます。
 
またあちこちで言われていたインディアナポリス州の法律とは、「危険を抱えた状態でレースをすること」を禁じているというもの。
 
そして、これにより再選へと一歩踏み出したと言われているのがFIA会長のモズレー。昨年、自ら退任するなどと吹いて騒いでましたが、まだやる気なんでしょうか。ちなみに、今のところ有力な対抗馬はいないそう。ジャッキー・スチュワートは出馬しないんですね〜。最近はストッダートによる辞職勧告発言が出ていましたが、今回のことでそのプレッシャーもなくなるわけですから、モズレーも政治的にひとヤマ越えたということになります。
 
今回の判定により、9月14日の世界評議会、28日の国際控訴裁判はキャンセルされるそう。
  

Posted by agatha_net at 12:34TrackBack(3)

無罪判決についてのFIAリリース

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無罪判決についてのFIAリリース
 
モナコで開かれてたFIAのヒアリングで、USGPにおけるMI勢への有罪判決を覆したFIA。そのリリース全文が公開されました。
 
これによると、どうもインディアナポリス州の法律が根拠になったみたいですね。
 
    「新しい証拠」についてはコチラ
 
今後、「モータースポーツ評議会の裁定をキャンセルすることを推薦する」という“手続き”をとる模様。そしてFAXによる投票という形式を経て、正式に認可されるそうです。
 
何にせよ、今季の残りレースが失われなくてよかった! 予定通り鈴鹿直前にペナルティが課せられれば、鈴鹿はおろか、今季(そして来季以降も)のF1が滅茶苦茶になるところでした。もちろんこれですべてが終わったわけではないけれど、ひとまず安堵。
 
  
Posted by agatha_net at 00:27TrackBack(3)

July 14, 2005

FIA、一転してMIチームに無罪判決!

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FIA、一転してMIチームに無罪判決!
 
モナコで開かれているFIAのヒアリング。第1報が届きました。
 
噂通り、ロン・デニスとクリスチャン・ホーナーは、USGPでMIチームがレースを事実上“棄権”せざるを得なかったことについての「新たな証拠」を提出したとのこと。結果、FIAは先の有罪裁定を覆し、無罪とすることに決定したそうです!
 
なお、チーム側が提出した「証拠」の詳細はコチラ
 
ただしこの判定について、
 
。唯疋繊璽爐レース出来なかったこと
■藤稗舛(シケイン設置などの)コースを変更できなかったこと
 
この2点に対し、それぞれが不可抗力であったと認める判定になっています。つまり、両者お咎めナシの手打ち状態。FIA、辛くも面目を保ったということでしょうか。
 
しかし・・・
 
やったぞチーム、そしてGPDA! これで鈴鹿は大丈夫だ!!!(よね?)
 
  続報&FIAリリースこちら
  
Posted by agatha_net at 23:36TrackBack(7)

July 10, 2005

MI勢、控訴のヒアリング日程決まる

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             7月10日の琢磨:緻密かつ大胆に攻める日
 
 
MI勢、控訴のヒアリング日程決まる 
 
物議を醸したUSGP。それを“引き金”として、FIAとMI勢チームの対立が明らかになったF1界ですが、その1つの試金石となるであろう、聴聞会日程が決まりました。
 
これは、USGPの際にMI勢チームが取った行動をモータースポーツ評議会が有罪と裁定したことにMI勢が異議を唱え、控訴したことに対してのヒアリング。
 
しかし問題は、控訴した先・・・つまり、「もう一度この問題について裁定し直す」機関が、やっぱりFIAの息がかりであること。先のBAR車重問題のときも、BARが控訴を断念したのはこのパラドックスが大きな要因でした。
 
今回、有罪とはいいながら事実上のお咎めなしであったことの背景には、さまざまな政治的動きがあったとされています。FIA会長モズレーを辞任させることも含め、関係者は想像を絶する尽力をした模様。その成果が一応は出た形になったのですが、それでもまだ不十分であるとしたのは、「F1を一部の権力者のものではなく、すべてのファンや関係者の手に取り戻そう」という“悲願”をまっとうしようとしたのでしょう。これはすでに革命では?
 
さて、問題の聴聞会日程ですが、なんと! 9月28日だそう。皆さん、覚悟が必要ですよ。だってこれ、鈴鹿直前(!)。最悪の場合、・・・想像したくないけど、「フェラーリとジョーダン意外はポイント剥奪(つまり事実上の「今季追放」)、BARホンダは永久追放、ついでにポール・ストッダートとディビッド・クルサードも永久追放」なんてことになりかねません。・・・まぁ、そうなったらMI勢で別のレースを企画してくれることと思いますが、それにしても、鈴鹿は台無し。日本のファンをなめてますね〜。
 
さて。今日はBrit GPです。とにかくこれは楽しもうよ!
  
Posted by agatha_net at 14:36TrackBack(1)

July 07, 2005

USGPは“引き金”だった

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             7月7日の琢磨:慌ただしくスケジュールをこなす日
 
 
USGPは“引き金”だった 
 
遂に事の本質が明らかになりました。USGPの混乱は、タイヤの不具合やシケイン設立などといった状況要因がすべてだったわけではなく、FIAとフェラーリ以外の9チームの対立という本質的な図式に要因があったことが明確になりました。
 
まずは、「何とかしてレースを観客に見せたい」との思いからシケイン設置を提案したドライバーたち(フェラーリとジョーダンを除く)の要望書にモズレーが激怒。この牽引役となったクルサードに対し、“脅迫まがいの”電話をしたと報じられました。
 
結局、MIユーザーのいかなる譲歩案にもFIAは耳を貸さず、USGPは不幸な形で開催され、MIユーザーチームはモーター評議会で裁かれることになります。これ、モーター評議会とは名ばかりで、事実上はFIAが裁くも同然。モズレーがどんなに強権的な人物か皆熟知してますから、結果如何によってはF1撤退も考えたとのこと。
 
F1撤退とは、つまり、現在コンコルド協定に署名していないチームらで2008年に立ち上げることを想定している“もうひとつのグランプリ”(GPWC)を前倒しすることを指します。この際、ミナルディもこちらに参加することに決めていたそうですから(英「タイムズ」紙)、かなり具体的な、そして“腹の据わった”ものだったんでしょう。だから評議会はあのような裁定を下したのですね。
 
USGP問題についての発端からの経緯はこちら
  
Posted by agatha_net at 10:34TrackBack(2)

June 30, 2005

6チーム、「裁定に不服」 控訴へ!

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             6月30日の琢磨:バイタリティみなぎる日
 
 
6チーム、「裁定に不服」 控訴へ! 
 
モータースポーツ評議会の裁定に対し、ミシュラン・ユーザー7チームのうちレッドブルを除く6チームは、裁定を不服として控訴することを決めました。
(6チームと袂を分かった?レッドブルは、来季からフェラーリエンジンを積むことになっています。また、オーナーであるマテシッツはモズレーと懇意であると言われています)
 
モータースポーツ評議会が7チームを有罪とした理由は、
。轡繊璽爐適切なタイヤを持ち込まなかったこと
▲譟璽垢魑馮櫃靴燭海
の2点。これについて6チームは、
 
,砲弔い
「FIA公認タイヤ・サプライヤーであるミシュラン側に責任があり、ミシュラン側も今回のインディアナポリス・サーキットへの不適当なタイヤを供給した責任があることを認めている」
△砲弔い
「レースでは減速しなければ安全にレースが出来なかったとされているにも関わらず、有罪となる事自体がおかしい」
 
としています。さらに、
 
「MIから、インディアナポリスでのレースするためには安全ではないタイヤであるとのアドバイスをされ、チームにはレースをしないという選択肢しかなかったことを評議会で説明している。他の決定はあり得なかった」
 
と解説。「9チームのドライバーについてもこのチームの決定に同意している」と述べています。(F1GPNews

ちなみにミシュラン・ユーザの全ドライバー(3rdドライバーを含む)と、ミナルディのレギュラー・ドライバーの二人は、アメリカGPが実施される現実的な解決方法はシケイン設置であったとのリリースを、評議会に提出しています。

 

モズレーの温情裁定?に対し、徹底抗戦の構えを見せた6チーム(レッドブルは戦線離脱)。モズレーの反撃は必至でしょう。

明日はフリー走行だというのに・・・どうなるマニクール!

  
Posted by agatha_net at 08:15TrackBack(4)

June 29, 2005

モズレー、「レース禁止にはしたくなかった」

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             6月29日の琢磨:アグレッシヴ・モードの日
 
 
モズレー、「レース禁止にはしたくなかった」 
 
モータースポーツ評議会の裁定を受け、モズレー会見の内容が次々とリリースされています。なんか、今までと違うこと言ってますよ〜
 
「個人的には、ポイント剥奪やレース禁止することは気が進まない。罰金を科し、それを補償に使うことも出来たがね。現状の問題について、チーム側が解決するための寛大な措置をした。彼等が現状を解決出来なければ、今後寛大な処置は執らないだろう(彼らが現状を解決できるなら、寛大な処置を執る)」(F1GPNews
 
 
「彼らが現状を解決できるなら、寛大な処置を執る」
 
これ、USGP再戦案のことを言ってるんでしょうか? 7チームとMIが費用を全額負担して行うという、ファンへの償いレース(ノン・タイトル戦)。
 
いずれにせよ注目すべきは、モズレーが世論を意識し始めたという点? これで「BAR今季追放、残り6チームはポイント剥奪」などという裁定を下せば、今度こそファンの心がF1から離れていき、自分が悪者にさせられてしまう・・・と察知したのかな?
 
        ・・・ンなワケないか。 
 
  
Posted by agatha_net at 23:46TrackBack(5)

7チームに有罪判決!

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7チームに有罪判決! 
 
モータースポーツ評議会の裁定が下りました。
 
 
2005年USGPにおいての7チームの行動は、有罪。
ミシュランに対しては、FIAが直接ペナルティを課せられる立場にないため、不問。(ミシュランはFIAと契約関係になく、F1へのタイヤ供給者にすぎないので)
 
なお具体的な刑罰に関しては、ベルギーGP後の9月14日に言い渡されるそうです。
 
         とりあえず、BAR、マニクールは走れるんですね? よかった!!!
 

■判決の中身とその背景
 
有罪の決め手となったポイントは、
 
。轡繊璽爐適切なタイヤを持ち込まなかったこと
▲譟璽垢魑馮櫃靴燭海
 
ペナルティ執行を9月まで延期したことの理由として、モズレーは、
 
「現時点で厳しいペナルティを課すことはアンフェアだ。9月になっても現状が変わらなければ、改めてペナルティを課す。重要なことは、アメリカのファンへの補償を実行することであり、アメリカでのF1を維持することにある。我々は7チームに対して、問題解決のためにフェアでかつ適当な時間を与えた」と発言しています。
 
さらに、執行猶予中のBARにだけ厳しい罰則を下すことをしない理由については、
 
「BARについては、同じようなことで違反しない限り執行猶予には関係しない。従って、今回の件は問題視されない。他のチームと同じ事をしているのに、1チームだけが厳しい罰則を受けるのはフェアではない」と言っています。
 
さあ、これをどう捉えるか?
 
とりあえずBARがレースに出られるとわかった時点で、素直にうれしいです。正直、今季追放を覚悟していました。9月の段階で、改めて「今まで獲得したポイント剥奪と(獲得していればですが)、今季コンストラクターズからの追放」を言い渡される危険は拭えませんが、とりあえずレースに出られるだけ、まだマシであったと。
 
願わくば、胸のすくようなレースをしてほしい。いろんな人にガタガタ言われないような、有無を言わさぬレースをしてほしい。それでもしポイントが剥奪になり、今季追放が言い渡されたとしても、ファンの記憶には残りますよね。非力な1ファンとして、それを切に願います。
 
しかし7チーム、ここまで持ってくるの、たいへんだったろうなあ!    
  
Posted by agatha_net at 22:58TrackBack(7)

ミシュラン、“罪滅ぼし”を提案

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ミシュラン、“罪滅ぼし”を提案
 
MI勢7チームが評議会で提案するプランとは別に、こんな報道が飛び込んできました。
 
評議会を前に、ミシュランはUSGPの“補償”についてのプレスリリースを発表しました。その内容は・・・
 
USGPのチケット代を観客に還付する。
2006年USGPのチケットを2万枚買い上げ、2005年USGPの観客にプレゼントする
 
 
7チームが提案する、インディアナポリスでの(経費全額負担の)レース再戦。ミシュランが提案する、USGPチケット代の還付。極めて理にかなっているし、良心的であると思われますが・・・これでもまだ足りないとモズレーは言うのでしょうか?
 
        ・・・言うんだろうなぁ。
  
Posted by agatha_net at 02:49TrackBack(4)

MI7チーム、評議会でUSGP再戦を提案!

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MI7チーム、評議会でUSGP再戦を提案!
 
トーチュウF1EXPRESSによると、29日パリで行われるモータースポーツ評議会において、MI勢7チームは、アメリカGPの再戦を提案するもようです。
 
時期は、上海での最終戦終了後の10月19〜23日。レースはノン・タイトル戦となりますが、開催に関わるすべての費用(推定5000万ドル=約55億円)は、ミシュランと7チームが負担するとのこと。
 
経費の内訳は、上海からインディアナポリスまでの車両・機材の輸送費、関係者の渡航費(フェラーリ、ジョーダン、ミナルディ、ブリヂストンの分も含む)、コースの造成費、FIAのオフィシャルを招待する費用など、文字通りすべての経費です。

また、先日のUSGP観戦チケット半券を提示すれば、入場は無料。加えて、ピットウォークやパドック・ウォークの機会を設けるプランとなっています。

評議会では、おそらく罰金を含む重いペナルティを課せられると思われますが、MI勢からこのような提案をすることで、事実上の司法取引に持ち込みたいもよう。

 

28日の会合でこんなことを話し合っていたとは! 惚れ直したぜMI勢!!

   BARの今季追放を阻止する、一縷(いちる)の望みがここに!!!

            でもなぁ。ノン・タイトル戦って、モズレー嫌いなんじゃ・・・ 

■追記

その後、インディアナポリス・サーキットはこの案を却下。しかし具体案をきちんと示したMIチームを、私は評価したいです。

  
Posted by agatha_net at 02:14TrackBack(3)